オスグッド専門治療

オスグッド病。

正式名称オスグッド・シュラッター病。

同時期に発見したオスグッド医師とシュラッター医師（シュラッテル）の２人の医師の名前がこの傷病名の由来です。

痛みの出現する場所は脛骨粗面部（膝のお皿の下の　少し出っ張た所）で痛みの出現の仕方はダッシュ・ランニング・ジャンプ、症状の強い子供達に至っては日常生活での歩行や階段の昇降、自転車を漕ぐ動きでさえ痛みが出る子も少なくありません。

オスグッド・シュラッター病の好発年齡は１０～１５歳に発症し、スポーツを頑張っている少年・少女によく起こり、当院に来院している子供達で一番多いスポーツ競技はサッカー次いで野球、バスケットボールと続きます。

当院での男女比は８：２の割合で男の子の受診が多いです。

基本的に練習を頑張り過ぎて、いわゆるオーバーワークになり、太ももの前面筋肉である大腿四頭筋の筋緊張により骨盤が前傾してしまい、脛骨粗面（オスグッド部）を強く引っ張ってしまい痛みが現れる事が主な原因と言われていますが、その他の部分も大いに原因が隠れています。

大腿二頭筋長頭（ハムストリングス）の過緊張の影響で骨盤が後傾し背中が丸くなり猫背気味になったり、股関節の歪み・膝関節を屈伸した時の関節軸の不整、あらゆる身体の部分が関係しているのです。

部活の顧問の先生や監督、チームのコーチは

「成長痛だから仕方ない！　我慢して練習しろ、そのうち治る」

そのような事を平気で子供達に言ってしまうのが現状です。

もちろんチームの監督・コーチの考え方や大会スケジュール等で練習を休めなかったり色々と事情がある事は分かります。

では、そのうち治るとは、いつなのでしょうか？

どれぐらい我慢しなければいけないのでしょうか？

確かにオスグッドの最大の厄介な所は

【痛みを我慢すれば、ある程度運動が出来てしまう】所です。

けれど正しい治療を施さなければ痛みがマシになっては、また痛くなるの繰り返しです。

症状が長引く子供は２～３年間ずっと痛いままというのも、過去当院にお越し頂いた患者様も珍しくありません。

痛みを我慢しながら、練習を続けると

小学校高学年から中学卒業するまで、ずっと痛みを抱えるケースも

少なくないです。

このページを見ているということは現在、大切なお子様や本人自身が痛みを抱えているのではないでしょうか。

先の見えない安静の日々。治るか分からない不安。

そんな生活に終止符を打ち

お子様がドロドロになった姿で帰宅し、ヘトヘト。

でも顔は晴れやかで毎日が楽しい！！

そんな充実したクラブ活動が送れる日々を

取り戻してあげてください。

お子様はベッドの上で治療をうけながら

ウトウト寝そうになっているだけで

オスグッドは治っています！