足の裏の皮膚下には膜状に腱が踵まで広がって付着しています。

これを足底筋膜と呼びます。

足の裏の土踏まずを形成するため足底筋膜が弓の弦のようにしっかり張っているから、私達の足裏はきれいなアーチが形成され土踏まずが完成します。

しかし、足底筋膜の張力が弱いとアーチ潰れ、歩行やダッシュ・ジャンプの踏み込み、着地の際に受ける足の裏からの衝撃を足底で分散させることが出来ず、足底筋膜を傷つけてしまったり、膝・腰・股関節まで影響が及びます。

当院に来院する方々は陸上の短距離・長距離選手や趣味でマラソンをしている方。

そして、スポーツを頑張っている子供達が多いです。

その他のケースで来院する方は「痛くなる原因が無い」と言われます。

そういった方に多いのは、実は「自分に合った正しい靴を履いていない」という事。

近年、モコモコで可愛い靴やクロックス、スリッパタイプの靴など靴の選択肢の多様化により、楽に履けて脱ぎやすい履物が多くなっています。

楽で脱ぎやすい履物ほど足には悪影響を及ぼしやすいので、もし現在、お履きになられているのであれば、お気を付けください。

当院では患者様にあった本当の靴サイズや足の計測、歩行などもフットチェックプランで検査することが可能なので、足にトラブルを抱えていて悩んでいらっしゃる方は当院でのチェックをオススメします。

足底筋膜炎は非常に再発のしやすい傷病です。

なぜなら、常に自分の体重を足の裏で支えているため、足底筋膜に微細な損傷が出来やすいのが理由です。

当院では「再発しないカラダ作り」を目指すので、一度治ってしまえば９５％以上の確率で再発しません。

残りの５％とは直接、足の裏をぶつけたり、あまりに自分に合っていない靴サイズを履き続けた結果、再発するパターンです。

足底筋膜炎の治療で大切なポイントは、足の裏に掛かる体重の乗り方を出来るだけ均等にすることにあります。

身体の歪みによる疲労の蓄積といっても過言ではありません。

その歪みをきちんと整えた後に下半身（太もも、ふくらはぎ、足首）の動きの悪くなった筋群を回復させることにより、歩いても、走ってもジャンプしても大丈夫な身体に整えます。

東住吉区から来院

Ｔ・Ｔ君

小学２年生

サッカー

港区から来院

Ｍ・Ｔ君

小学４年生

ソフトボール